はげましのお声、ないしは罵詈雑言ありあり版
990
おなまえ
メープル
--------
メッセージ
お久しぶりです。日本の流行にはまるでついていっていないのだが、「さけぶ」にはちょっと興味がある。純愛もの?タイトルからして気恥ずかしい。これが売れる時代って、どんな状況にあるのかな。聞けば裁判制度も変わるそうだし、まあ、すっかり軍国主義化は進んでいそうだし、やれやれ故郷は遠くに離れて想うだけでいいのかもしれないなあ…。
日付Sat May 29 01:42:40 2004
989
おなまえ
とだおっとせい
--------
メッセージ
往復メールなら、東浩紀・笠井潔『動物化する世界の中で』(集英社新書)というのがあるぞ。唯一の見どころは両者の遣り取りが見事なまでにすれちがっている点。ネットを介した実りある討論がいかに困難かを図らずも証明する結果となっている。
日付Fri May 28 22:10:10 2004
988
おなまえ
micmic
--------
メッセージ
MIDIを聞いて思い出した。http://www.biwa.ne.jp/~kebuta/MIDI/MIDI-htm/Ai_to_Shi_wo_Mitsumete.htmおれ見たことあるわ、『愛と死をみつめて』。テレビ版か、本か。よく思いだせん。病死ものというのは根強い人気である。『父 KOREA』(郭早苗)でもジュの病死シーンってのはクライマックスではあった。
あれもなかなか好みの本であるがいまさらベストセラーとかになると、そうっと隠してあった宝物を暴かれたような淋しい気持になったりしそうな気がする。それほどメジャーとはいえない、でもとてもよいものがスーパーヒットしちゃったりすると何だか心穏かでいられないのはどうしたわけだろう。
しかし、往復書簡というのも苦しい文学形式になってきたのお。『あしながおじさん』に『革命か反抗か』。(あしながには復はほとんどないが)
しかし、電子メール全盛の風潮からいって、往復電子メールなどという形式もありか。
端末専用絵文字つきでね。
ちょっちキビしそうな気もする。
日付Thu May 27 09:15:18 2004
987
おなまえ
micmic
--------
メッセージ
「こんなヤツラと同レベルに落ちてたまるか」ってな気分と「大衆蔑視はイカンよなー第一みっともないこと夥しい」ってな気分を学生時代からエンエン往復しつづけているわけなんだが、それはどうもみんなそうなんだよな。
さて、『さけぶ』なんだが、じつは当初全然興味がなかったんだが、小麦さんとこの映画紹介を読んで、二十年前の高校時代の恋人の足跡を追い、感傷にひたるヒーローにつきあいよく行動する婚約者のネーチャンに興味を持ったのだった。彼のそんな可愛い一面に保護欲求でも刺激されてヨチヨチしてやるのか、腹を立ててフクれるのか、見捨てるのか、あきれるのか、それともこんなバカ男とこれから5年なり10年なりあるいは一生、一緒にやっていくアタシってやっぱりバカ女と感慨にふけるのか、興味がでた。でもそんなものはどこにも登場しないようである。バカな想像でさらにバカな幻想をふくらますこれではまるで "Arm Joe" (by 泉昌之)。
ひとみさん「このはなしに人格をもちうる人間はひとりしかいない。そのたったひとりがスカタンである」とあっさりけちらされたのであった。やはり、関わらないのがよさそうだ。人の喜んでいるものをけなすというのもちょっとアレではある。
仕事、おれもついつい正社員になってしまったので、うわあタイヘンである。書きたいネタはいろいろあるのだが、更新もままならぬ。お互い健康のため働き過ぎには注意しよう。
日付Thu May 27 00:40:29 2004
986
おなまえ
とだおっとせい
--------
メッセージ
時間の無駄になる作品に目をくれなくてすむという点では確かにありがたいのだが、あーいうのが売れているという事実がやはり面白くない。人民に依拠せよ、人民の海に入れ、などというスローガンに惹かれるものは今もあるが、こんな人民なんかまっぴらですよと叫びたくなる自分も確かにいるのだ。
全然関係ないが今年は忙しい。それもそのはずで、純粋講義時間を数えてみたら昨年より週7時間増えていた。このご時世に感謝しなければいけないのは分かっているのだけれど、水曜の夜あたりからカラダが重いよ。
日付Wed May 26 23:09:58 2004
985
おなまえ
micmic
--------
メッセージ
『世界の中心で愛を叫んだけもの』と『世界の中心で、愛をさけぶ』ではタイトルのカッコよさに格段の差があり、読点といい連体形+名詞のエンドと終止形といいまあ段違いなんだが、しかし、人見さんによればそんなことはささいなことというほど内容が無いとのこと。ますます、読むに読めず、読まずにケチつけるのもナンだかという状態である。
しかし、このタイトルはそういう美意識の読者、あるいはそういう読みをする読者をあらかじめ排除し、なおかつそうでない読者の目をひきつけるという点において実によくできたタイトルなのかもしれない。このタイトルに「おいおい」と思う我々は中味も読まないほうが幸せというわけだ。
日付Tue May 25 09:05:37 2004
984
おなまえ
micmic
--------
メッセージ
訂正。「カス」⇒「何もない」だそうである。なお「たまたま、返却台に山積みだったからちょっと手にとってみただけだ」とのこと。積極的に読んだかのように思われては矜持に関わるようである。
あの人も登場人物に憑依はしないタイプの読み手なので、文体もストーリーも描写風景もひたすらどうでもよかったらしい。とはいえ、憑依するタイプの読み手だったとしても憑依する先がなさそうである。
おれは二回目とか三回目に読むときならば、意図すれば憑依して読むことができるようにはなった。小学校教育のタマモノか。しかし『ドラえもん』を読むときにのび太に憑依する人もめずらしいと思うのだが。
http://www.hirax.net/diaryweb/2004/05/17.html#200405172
日付Tue May 25 08:14:15 2004
983
おなまえ
micmic
--------
メッセージ
いや、「愛をさけぶ」のほうはわたしも結局読んでないのだ。となりで人見さんがそんな噂ならば物語・小説系は得意だというわけで読んで語ってきかせてくれたというわけだ。でまあ、唯一感心したのが例の老人の件なんだが、なんせ本筋がカスなものだから、読まないほうがいいんでないかとのことである。彼女の主な感想は『こいつ感傷だけで一冊書いてやがる。』である。まあ、近寄らないで済ますのが一番であろう。
「愛を叫んだ獣」のほうはまあ米帝が世界の中心で愛を叫ぶと周囲には不幸がまきちらされるわけで、これはベトナム戦争当時のイメージと現代との類似対比で今読み返すのもちょっとよかった。ガキのころとは違う味わいがあった。でもやっぱり小説系はちょっち苦手である。DaysJapanのほうはもう御存知だろうからよい。とりあえず、この雑誌についてはファンというかサポーターというやつになることにした。
平岩医師はなんかそういう臨床医をやってるわりにはものすごい量の本を書きちらしていてちょっとアヤしい気もせんではないのだが、外科医なんかやってるとイヤが上にも大量の愁嘆場を見るハメになるよなあ、とシミジミしたのだ。
「愛を叫んだケモノ」のほうは、まあパクリお笑い系であるので「んなアホな、ケラケラ」で問題ないのだが、95年当時モトネタを知らない中学生がマジメに感動したらしいのはちょっと可哀想である。後年ただの衒学あそびだと知ってショックを受けただろうか。庵野監督は当分アニメはやらんそうだが、キューティーハニーはやっぱりその路線でイロイロ笑えそうである。
日付Tue May 25 00:52:45 2004
982
おなまえ
とだおっとせい
--------
メッセージ
『イラクの中心で、バカとさけぶ』という本もあるようで。
こっちの方が惹かれるな、やっぱり。
ところで、世界の中心で「、」愛をさけぶ である。
この「、」にたまらなく不快感を抱いていることに今気が付いた。
日付Tue May 25 00:27:32 2004
981
おなまえ
micmic
--------
メッセージ
『世界の中心で愛をさけぶ』と『Day Japan』と『がんで死ぬのはもったいない』(平岩正樹)をとなりあって読んだ結果、これらを総合した結果、愛する人を白血病で失なった少年は自分と同じ悲しみをもつものを二度とこの地上から無くするために医学を志して、ついに外科医となる。ところが、外科医というのは自分と同じ愁嘆場をイヤというほどみせつけられる職業であることに気づく。力及ばない。力及ばない。しかも、白血病の特効薬はすでにあるのだが、米国企業の特許のために一本三十万円でしかも毎週で半年以上打たねばならぬという事実につきあたる。最低でも、780万円である。結局ひとの命も金しだい。本来まだまだ生きられる命が経済的・政治的暴力によって奪われている現実につきあたる。
すったもんだで、イラクにわたって劣化ウラン弾の被害にあう人々の最後をみとる医療に従事しつつ今日も愛を叫ぶのであったマル。
ううむ、陳腐なストーリー。わしは作家には向かなそうである。
日付Mon May 24 10:05:37 2004
980
おなまえ
micmic
--------
メッセージ
ところでこないだから、広河隆一氏がDays Japanを復刊している。
昔の毎日グラフとか、そういう雰囲気でおもしろい。子供のころ写真誌が好きでねえ。フォーカスの登場以来なんだか全然みなくなっていたのだった。
日付Mon May 24 08:31:32 2004
979
おなまえ
micmic
--------
メッセージ
親米右翼というやつ最近は少し理解できたように思う。ようするに勢力伸長RPGゲームなのな。日本という仮想プレーヤーの覇権を最大化することを目標とするわけなのだが、その状況判断として、米国を敵に回すのは得策でない、と。で強い親分のもとで一の子分としてふるまいつつ、覇権を延すわけだな。
その際、「米国には勝てん」というのが大原則になっているというわけだ。何でもいいが年金だ、皇室だのドサクサに有事関連7法案なんてのが衆院を通ってしまったね。将来の歴史の教科書には日本の再軍備のメルクマールとして1990年代から2000年代は太線の山になるのかなあ。もちろん、その流れそのものは1950年以来連綿としてあるわけだが。
日付Sun May 23 12:44:38 2004
978
おなまえ
とだおっとせい
--------
メッセージ
自衛隊もガザへ行って給水活動をすりゃいいのにな。
アメリカが提供した武器を前に、
身を挺して怪我人を病院に送り届ければいいのにな。
それなら日の丸振って送り出してやる。
ところで俺は親米右翼という連中がどうにも理解できない。
戦後に右翼・民族派という立場を取るのであれば、
それは反米・反安保条約以外にないであろうに。
とりわけ冷戦が終わった今となっては。
日付Sun May 23 11:11:11 2004
977
おなまえ
micmic
--------
メッセージ
テレビも皇太子殿下のおもいやりを何回も報じるほど平和なら、ラファで何がおきているのかを伝えりゃいいのにね。でも、この手の情報が安易に手にはいるようになったのはインターネットの威力ではあるね。道理で規制したがるわけか。
こういうURLをMLでもらった。
ブルドーザーが迫ってくる
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040514/photos_wl_me_afp/040514204346_d8x45e0e_photo1
「お願い、やめて!」と叫んでいる女性
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040514/481/xem10105141857
ブルドーザーの前で白旗を掲げる女性
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040514/481/kcf11105141540
一軒だけ破壊を免れて 周りはみな荒れ地に
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040516/photos_wl_afp/040516212206_y89if04u_photo3
がれきをよじのぼる少年 何かを探しているのか
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040516/481/xraf11405162030
報道といえば今年一月からイラク情報は報道規制下と聞いているが。あんまり確実なソースとはいえないのであった。
##########
From : ビル・トッテン Subject : 無視された憲法第九条
Number : OW622 Date : 2004年3月29日
今年1月、自衛隊がクウェート国境をわたってイラク入りし、それと同時に報道規制が始まった。1月9日、石破防衛庁長官は報道各社に報道の自粛、イラク現地取材の抑制を申し入れ、その数日後、防衛記者会見の廃止が一方的に通告された。ロサンゼルスタイムス紙によれば、日本人ジャーナリストは自衛隊員の食事といったたわいない質問しかできないというのだ。
(ビル・トッテン)
無視された憲法第九条
国民の多くが自衛隊の派兵に反対であるということを考えても、情報公開、さらには
言論の自由に基づく真実の報道をさえぎることは昭和12年から敗戦まで続いた戦時報道
を彷彿させる。アメリカ軍の占領下にある「戦闘地域」に自衛隊が入ったことで形骸化
された憲法第9条はここでも完全に無視されたかたちだ。
######## 後略
オリジナルはこっち
日付Fri May 21 00:04:26 2004
976
おなまえ
とだおっとせい
--------
メッセージ
なかなかヨメがこないわ、コドモはなかなかできんわ、鬱にはなるわ、
ほんまに日本の象徴になっちゃってるあたりが皇室恐るべし。
日付Wed May 19 19:25:34 2004