世の中には極悪ホームページというものがあるそうだ 。「訪問者に優しいWebサイト作り」によれば、基本的にウェブ閲覧者は多様であるということを理解せず、特定の環境でなければ閲覧不能ないし、なんだかよくわからなくなるページ。および、閲覧できたとしても快適な閲覧を妨げるページをいうらしい。なお「極悪HTML研究所」では超極悪なサイトの作成実験がなされている(1996-1997年当時)。いまや2003年、6年の歳月は回線速度にもマシンパワーにも大幅な改善をもたらしているが、その邪悪さは今なお衆人をしてその眉を顰(ひそ)めせしむるものがある。
さて具体的には
といった技を駆使した、得てして大きい、重たいページをいうらしい。
ところが、「はじめての…」とか「できる…」なんぞでホームページのお勉強をして、あれこれの小技を覚えると使ってみたくなるのも人情である。また自分が使っているのとは違う環境には想像がつきにくいのはこれまた凡人の凡人たるユエンである。まあいい、ようするにしょうのないものはそのしょうの無さ故にかえってかわいいというわけで、ここにしょうのない極悪ページをおく。いきなりデカい画像がでたり、midiが鳴ったり、文字がイゴイゴしたり、あるいは全然読めなかったりするので心して見ていただきたい。 。
註) ネットスケープの6とか7とかで、BGMのmidiが鳴らんぞ、ゴルアって人はこれなんかをPluginsフォルダに入れるとよいかもしれない。詳しい話はPC-Bluesを参照されたい。といってあんまり詳しくないが。なお物は1998年製造のシロモノであるから、汝の責任において使用すべし。