PC-Blues #1 事の起こり

  一生縁が無いと思っていたパソコンなるものを買う事にした。95年7月である。理由はこの年サリン事件でオウム真理教がやばくなったためである。当然その下部組織と思しいマハーポーシャも店仕舞いしそうに思われる。買おうとしているマシンだが、広告には、マハーポーシャ謹製オリハルコンFXとあるが、英文のマニュアルにはGreen740Cとある。486DX4-100にHD540M、RAM8M、256色LCD、ノートで19万8千円。当時としては抜群に安く思えた。後にTWOTOPで全く同じものを見附け、追加のメモリとSOUND&SCSIモジュールを買う事になる。そちらではGVC G740Cという名であった。さて使い道だが実はない。自己納得用の大義名分としては回路エディター&シミュレーターMC4[CQ版]を使うということだったのだが、未だに日本製のトランジスタの登録ができずに居る。

  とりあえず、OSをインストールしなければ只の箱なので、おまけに付いてきたPC-DOSとMSWin3.1をいれて、MC4もいれた。FDを9+12+2枚順に入れてはEnterKey。まだ序の口であった。

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